まずは私が書いた10年前のブログ記事をご覧いただ
きたいと思います
『皆さんは【太平洋ごみベルト】というのをご存知で
しょうか?
簡単に言うと太平洋のごみだまりの事なのですが・・・。
実はハワイの北方の海域に大量のごみが溜まっている
【太平洋ごみベルト】と呼ばれる所があるのです。
この海域を取り巻く巨大な渦状の流れに漂流している
ごみが集まっているのですが・・・。この範囲やごみ
の量が半端じゃないのです。。。
その面積は140万平方キロと言う事で、なんと日本
の面積の3.5倍以上に相当し、約400万トンのご
みが浮かんでいるのです』と書いています。
先日、うちの社長が『太平洋ごみベルト』について書
いているのを見て思い出したのですが、約10年前の
状況より深刻化しているのが分ります。
それは当時日本の面積の3.5倍としていたのが4倍
以上という事や当時約400万トンとされていたゴミ
の量は現在では7,900万トンと推測されている様
です
これが当時紹介されてた沖縄タイムスの新聞記事↑
ほとんどがプラスチックごみで、その半数近くが漁網
など漁業に関するものだそうです
日本を含むあらゆる地域のごみが海流などの関係でこ
こに集中しているということと魚などがこれをエサと
間違えて食べてしまうなど被害があるという事です。
また、長期に渡り漂うプラスチックがだんだんと細分
化されると海水中にあるDDT、PCB(ポリ塩化ビ
フェニール)といった毒性の高い物質を集中的に引き
寄せる性質もあるとされていて、これを魚が食べ、
その魚を人間が食べる事によって健康被害も考えられ
るとのことです。
天に吐いた唾は自分に帰ってくる
結局は人間がやった事が人間に災いとなって帰って来
るという因縁因果、神様からの警笛かも知れません。
一人一人の意識が変わらなければこの問題の解決には
至らないと思います
決して対岸の火事ではない事を肝に銘じなければなり
ません。