小矢部市に生産拠点を置くゴールドウイン(東京)は、衣類のリサイクル事業を強化する。
繊維リサイクルの日本環境設計(同)と提携し、金沢市のザ・ノース・フェイス金沢店など全国54店舗で衣類を回収してスポーツウエアを製造する新たな循環システムを構築する。
ゴールドウインは、リサイクル事業のアイコジャパン(盛岡市)と協力し、他社製品を含む全ての衣類を顧客から回収し、500円分のクーポン券を贈るサービスを続けている。
今回、日本環境設計が持つリサイクル技術を取り入れることにより、これまで衣料として再生が困難だったポリエステル製品をポリエステル樹脂に再生することが可能となる。
ゴールドウインはポリエステル樹脂を自社で活用し、スポーツウエアを製造、販売する。
衣料の回収受付店舗は今後、さらに拡大し、環境保全につなげる。
北國新聞より