地元のお米を子供たちに食べてもらおうとJA淡路日の出は4日、学校給食用に島内産の新米370キロを洲本市に寄贈した。
13日に同市内の全小中学校18校の給食で利用される。
新米の寄贈は昨年に続いて2度目で、同JAの石田正組合長、粟田務常務理事らが洲本市役所を訪れ、竹内通弘市長に10キロ入りの「淡路島キヌヒカリ」と目録を手渡した。
同JAでは米作りの際、農薬や肥料の量を減らし、生育課程などで出る二酸化炭素を県平均よりも少なくするなど環境に配慮しているという。
粟田常務理事は「地産地消で子供たちにおいしい新米を食べていただきたい」と話した。
竹内市長は「お父さん、お母さんが作ったお米でまさに地産地消。環境に優しいお米ということも子供たちに印象づけます」と歓迎した。
同市の米飯給食は毎週月、火、木曜日だったが、今年度から第2、4水曜日も追加され、6割以上となっている。
今回寄贈された新米で市内の全小中学校1日分の給食がまかなえるという。
産経新聞より