昨日のブログでは暗渠排水資材としてスーパーソル
を使用するにはよほどの根拠がないと安い砕石と比
較されて採用されるのは難しいと言うのを書かせて
頂きました。
ようは費用対効果という事で考えると砕石とスーパ
ーソルの価格差は6倍~7倍で実際に使用した時の
機能性(排水性能)をどれだけ維持できるか?
ある農業の専門に聞くと砕石だと4年ぐらいでは排
水機能は落ちると言っているので、単純にスーパー
ソルが24年~28年持てば費用対効果で同等と言
えます。
しかし、24年後どうなっているのか?というのに
対して現実的に費用をかける事は考えにくいもので
す。ところが最近 この砕石の価格が高くなってき
ているという情報をあちらこちらから聞くようにな
りました。
今は以前の2倍近くなっていて5,000円するという
話しも聞いています。
それにくわえ2,000円だったころの設計単価がまだ
残っている為に実勢価格との差がなくなっていて
ちかく設計単価を見直しが必要というのです。
こうなってくると砕石とスーパーソルの差は一気
に縮まって2倍から3倍程度になる・・・。
そうなると暗渠でも8年から12年持てば良い訳
で、実際農業施設『宜野座村農業後継者育成セン
ター』では2002年に施工した暗渠が今でも健
在という事で15年の実績があるのです。
これまでは比較にならなかった部分でのスーパー
ソルの使用も考えられる時代がもうすぐ来るかも
しれません。