10月1日のブログ【沖縄の人工軽量土壌】でご紹介した
様に屋上緑化や壁面緑化などが盛んに行われる中でほ
殆ど考えられていないのが灌水の問題で植物に必要な
水を全て水道水で賄うというのも経済的に大きな負担が
生じる。
そこで天から降り注ぐ恵みの雨を有効に活用する為に
考案されたのがスーパーソル雨水貯留システムである。
スーパーソルの特徴・・多孔質の効果と素材そのものが
アルカリ性であることなど様々な効果が作用してスーパ
ーソルの空隙間に雨水を溜める事で雨水を劣化さる事
なくキープできる簡易型(掘削→遮水シート敷設→スー
パーソル充填→透水シート敷設→覆土)の雨水貯留シ
ステムとして多くの関心と注目を浴びています。
更には他社の貯留システムとは異なり、動力を必要と
せず手押しポンプで簡単に雨水を汲みだせる仕組みで
ランニングコストもかからない
このシステムを特に学校等の公共施設に推奨している理
由は災害発生時に施設が避難場所に指定される点である。
災害が発生すると救援物資として大量に送られてくる飲料
水(ペットボトル)の一方で簡単な手洗いや洗濯、トイレ等
に使用する生活排水が不足していると言われている。
普段は花壇などの水遣りで使用し、災害の発生によって
電気やガス、水道などのライフラインが機能しない状態で
も活用できるこの雨水貯留システムは正に命綱になりうる
備えとして普及拡大を図りたい
2015年3月6日に発生したサイクロン・パム(Cyclone
Pam)は勢力を強め南大洋州の島国バヌアツ共和国を
直撃した。その中心気圧は896hpaでバヌアツ共和国の
首都ポートビラで最大瞬間風速85メートルを記録し甚大
な被害を受けた事で世界的NEWSでクローズアップされ
たが、実はこれに遡る事2年前にバヌアツ共和国でスー
パーソル該貯留システムを設置しており水の供給がまま
ならない中で活用され多くの住民から感謝の声が上がっ
た