ある雑誌に掲載する内容です。
まだ雑誌にものってないので何の雑誌かは伏せつ
つ、これを読んでもらうとトリムの歴史がわかるので
是非とも読んで頂ければと思います
全国的にもリサイクルが困難とされているガラス瓶
特に色付きのガラスびんに至っては有効なリサイク
ル方法が無い状況であった
ガラス瓶のリサイクルが難しいとされる理由の一つ
は白・茶・その他の色と瓶を色分けをしなければなら
ない事(色分けには1tあたり7,000~8,000円の手
間がかかる)と、またガラスは鉄よりもモース硬度が
高く、砕くだけでも大きなコストがかかる事がその由
縁である
株式会社トリム(以下トリム)では自社で飲食店舗を
経営していることもあり、そこから排出される廃棄
物(特にガラス瓶)注目した
ちょうどその頃、容器包装リサイクル法の施行(199
5年)も予定されていたことから沖縄の美しく豊かな自
然環境にただ埋め立て処理されているガラス瓶をど
うにか出来ないか?
事業として取り組むことは出来ないか?という想いか
らガラスリサイクル検討委員会を設置、本格的にガラ
スリサイクルへの挑戦をスタートさせた。
1996年 通産省の技術改善費等補助事業 を受け
『カレット製造機』を開発(特許取得)し、これまでにな
い破砕方式によって効率よく、且つ耐摩耗性に優れた
仕組みを確立、ガラス粒(カレット)を製造してインター
ロッキングブロックやアスファルトの混ぜ物として販売
を開始した。 ところが競合製品が多いことや混ぜ物
としてガラスをガラス粒のまま使用しても経年変化に
よって、剥がれ落ち再び“ごみ”になってしまうなど大き
な壁にぶつかることとなった。
明日へつづく・・・。