軽装で冷房の節電につなげる「クールビズ」が2日、東京・霞が関の官庁街で始まり、半袖シャツ姿などで出勤する職員が目立った。
呼び掛け役の環境省では涼しげなアロハシャツ姿でパソコンに向かう職員もいた。
9月30日まで。
東京電力福島第1原発事故があった2011年の夏以降、電力不足が懸念され10月末まで実施していたが、「節電が定着した」との理由で今年からそれ以前の9月30日までに戻す。
一方、アロハシャツ着用など、例年6月1日~9月30日に行っていた超軽装の「スーパークールビズ」は、クールビズ開始当初から実施する。
気象庁によると、2日の日本付近は広く高気圧に覆われ、気温が上昇する見込み。
東京都心では最高気温が25度を超える夏日になりそうだ。
クールビズは2005年に始まった。
室内の空調の設定温度は28度を目安にし、節電で二酸化炭素排出量の削減につなげる。
【久野華代】
毎日新聞より