国内外で環境ビジネスや環境技術の普及に取り組む産官学が一堂に製品やサービスを紹介する「川崎国際環境技術展2016」が18日、川崎市のとどろきアリーナで始まった。
水素自動車をはじめ医療ロボットや福祉支援サービスなど幅広い分野の企業や大学、研究機関が19日まで自慢の新しい製品やサービスを展示、説明し、商機の拡大に取り組む。
会場内では水素エネルギーや環境ビジネスの提携、共同開発の例を紹介するセミナーを開催。
18日は持続可能な低炭素社会の実現をめざす川崎市とインドネシアのバンドン市の間で都市間連携の覚書を交わす締結式も開かれた。
展示では水素自動車や電気自動車をはじめ、サイバーダインの介護支援医療ロボットなどが注目を集め、水質浄化装置などの展示ブースには海外からの視察者が多く訪れた。
初日の入場者数は約7,500人。
川崎市など主催者は2日間合わせて約1万5,000人の入場を見込む。
日本経済新聞より