日本ガラスびん協会(山村幸治会長)は、「ガラスびんアワード」を開催、作品を募集することになった。
今年度で12回目。
生活のさまざまなシーンで使用されるガラスびんについて、独特のデザイン性、優れた機能性や環境性を備えた商品を評価するとともに、審査委員の個人賞などを設け多角的、総合的に優れたガラスびんを表彰する。
アワードの審査委員長は、2009年度から継続してリリー・フランキー氏が務め、テレビやラジオのレギュラー番組などで幅広く活躍するフリーアナウンサーの富永美樹氏が今年度で四度目の審査委員を務める。
ガラスびんは他素材に比べ「高い保存性やリサイクル性」など優れた特性を持つ。
近年、消費者のガラスびんに対する「安心・安全」への信頼や「エコ」への関心の高まりと相まって、素材にこだわりを持ち、丁寧に作られる商品ほどガラスびんが使われるようになっている。
協会は、ガラスびん製品の利用啓発の広報活動を進めてきた。
2012年からは「びんむすめプロジェクト」を立ち上げ、「ビンのビジンなところを知ってもらう」をテーマに、全国のガラスびんとびんにふれあいながら働く地元の看板娘「びんむすめ」を通して、びんの魅力を発信してきた。
昨年から、東京都内の人気温泉とタイアップ企画を開始。
今年は13銭湯が参加し、よりスケールアップして開催し話題となっている。
ガラスびんアワードの応募締め切りは12月18日。
循環経済新聞より