先日お伝えしました宜野座現場ではスーパーソルを使用した
軽量盛土の施工が始まっています
スーパーソルはとても軽い材料。
写真の様に現場ではローラーなどで転圧をして使用する
のですが。。。
当然ローラーで転圧を加えるとスーパーソルは割れてし
まい密度が大きくなります
密度が大きいという表現は難しいかもしれませんが簡単
にいうと重くなるという事です
潰される訳ですから詰まるので重くなるんですね。
でも重くなると言っても土の重さに比べるとだいぶ軽いの
で軽量盛土に使用されているのです
でもここで疑問が・・・。
設計でスーパーソルを使用する理由は軽くして地下構造物
等への荷重を軽減する為なのにローラーで潰したら設計で
求めている重さ以下にするにはどうすればいいのでしょうか?
見た目で重さは分かりませんよねぇ~
そこで登場するのが現場密度試験という方法で決められた
枠のなかのスーパーソルを掘り出し・・・。
掘った穴にビニールを敷きそして水を投入してその体積から
締め固められた後のスーパーソルの密度をわりだす。
水置換法(みずちかんほう)と言う試験をするのです。
通常この現場密度試験は砂置換法という砂を用いて行われ
るのですが、スーパーソルの様に礫状で隙間が大きい材料
はその隙間に砂が入り込む為、水置換が良いのです。
ちょっと専門的で難しいかもしれませんが・・・こうしてきちん
と管理されているのです。
なので設計の皆さんスーパーソルはちゃんと管理できます
ので現場で採用してくださいねぇ~