耐震岸壁・・・一般の方が聞くと意味不明かもしれません
ね~
でも意味はいたって簡単 読んで字のごとくという事で地
震に耐えうる岸壁の事で、阪神淡路大震災の経験をもと
地震が発生しても崩れにくい岸壁を意味しています
どうやってその様な岸壁を造るのか?
これをいちいち分厚い擁壁(壁)を立てて全部やり変えと
なると莫大な時間と労力がかかってしまいます
そこで今ある岸壁の裏を掘り返して重たい土砂を取り除
きスーパーソルの様な軽い資材を投入するという工事が
頻繁に行われるようになってきました
写真は泡瀬漁港の岸壁改良工事の様子ですが岸壁の
背面を大きく掘り出している様子が確認出来ると思いま
す。
ぽっかりと空いた空間に土砂の半分くらいの重さのスー
パーソルを投入するだけで単純に擁壁にかかる過重負
担が半分になるというわけです
とても単純な考え方かもしれませんが、人間は経験した
事を次に活かせる能力を持ち合わせていて多くの犠牲
者をだした阪神淡路大震災の経験が今に活きていると
いうことで、そこにスーパーソルが活用されているのを
見ると凄く誇りに思います
これまで沖縄県内で十数件の実績があります
岸壁背面の軽量盛土はスーパーソルで決まりです