「使用済み油は流すべからず」「皿やなべの汚れは事前に拭き取るべし」…。
こんな9つの「霞ケ浦の小言」が添えられた土浦市のリサイクルトイレットペーパーが人気を集めている。
同市役所から出たシュレッダーごみを資源に再生。
平成24年3月から同市役所に置かれていたが、昨年9月の新庁舎への移転を機に、台所の油汚れの拭き取りにも使ってもらおうと、霞ケ浦の小言を付けた。
園児の食べこぼしの始末にちょうどいいと、保育園の職員らが大量に持ち帰るという。
トイレットペーパーは市役所2階の環境保全課の窓口に置かれており、無料で持ち帰ることができる。
環境保全課の塚本真行主事は「小言を守って水源となる霞ケ浦の水質浄化などの意識を高めたい」と話す。
産経新聞より