伊平屋島には念頭平松(ねんとうひらまつ)という久米島
の五枝の松と並んで沖縄県の二大名松と評価されている
リュウキュウ松の巨木があります
1958年には琉球政府指定の天然記念物となり1990年
には新日本名木100選に選定され・・・2016年3月1日
には『伊平屋島の念頭平松』の名称で国の天然記念物に
指定された松です
この松には説があり・・・およそ500年ほど昔、この地には
今のマツよりも更に美しいマツがあり『兄松』と呼ばれて大
事にされていた
しかし、300年ほど前に隣の伊是名島に住む山太築登と
言う男にによって盗伐された その男は『兄松』を伐っ
た祟りで病を患い亡くなり・・・その弟や親類縁者がせめて
もの償いにと2代目の松を植えた。 2代目の松は『兄松』
と同じように美しい木に成長し島民達が手厚く保護し続け
た結果 現在の素晴らしい姿が残っているのだと思います。
せっかく 今年の3月に国指定の天然記念物になったの
は良い事ですけど、その評価の高さとは裏腹に松周辺が
雑草が伸びている状態で、とても残念になりました
この『念頭平松公園』は今後 整備を行うと聞いていまし
て、その維持管理を含めて・・・。 例えば松周辺の土壌
のへのスーパーソル利用や公園内にある池が機能を果
たしていない事からスーパーソルを入れ込んで雨水貯留
を検討したいなどこの念頭平松に何らかの形でスーパー
ソルが関わるチャンスも出てきました
現在 世界遺産になっている中城城でもスーパーソルが
使用されていますが、天然記念物でも使用して頂けると
拍が付きそうですねぇ~