現在沖縄では補強土壁工法にスーパーソルを裏込め材と
して使用した工事が本部町で行われています
補強土壁工法と言っても色んな種類があるのですが
一つが多数アンカー、一つがテールアルメ、そして
もう一つがジオテキスタイルという工法です。
今回の現場ではテールアルメ工法が採用され、その
裏込め材としてスーパーソルが使用されています
上の写真はテールアルメでテールアルメとは約40年
ほど前にフランスで発明された盛土を垂直に高く築き
上げる事の出来る工法でテールアルメ(壁)に取り付
けたとストリップ(帯状の鋼製補強材)と土などの盛土
材の摩擦抵抗力によって補強盛土を構築する工法で
す。
上の写真はテールアルメを設置してスーパーソルを投
入した一層目の写真。
写真ではわかりにくいのですが、スーパーソルが敷き
詰められている真ん中あたりの2本飛び出ているのが
ストリップと呼ばれている帯状のものです。
テールアルメを設置してスーパーソルを投入して・・・。
またテールアルメを設置してスーパーソルを投入・・・。
この繰り返しで高い壁が構築されて行きます。
一番最初の写真が1層目・・・。この写真は5層目ぐらい
・・・そして
約2ヶ月でこんなに高い壁が出来上がりました
全国的には多数アンカーやテールアルメ、ジオテキス
タイルとスーパーソルの組み合わせの工法はすでに
行われておりますが、沖縄県内では初という事もあっ
てこれからが本当に楽しみになってきました
テールアルメの背面に使用する盛土材との相性を判
断する為の引っ張り試験でも問題ないことが分って
いますので、スーパーソルが補強土壁とのコラボが
多くの現場で使われる事を期待したいと思います
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