先日 公益社団法人沖縄県工業連合会の第31会定時総会
が行われ、その中でオグレスビー氏工業功労者2名の発表
がありました
お一人は『御菓子御殿』の澤岻 カズ子会長が受賞。
そして見事 私ども株式会社トリムの代表取締役会長の新城
博が受賞致しました
どちらも製造は製造でも一方は食べ物と食べられないもの
『スーパーソル』という違いはありますが・・・沖縄に貢献してい
る事を高く評価して頂きました
ところでタイトルの『オグレスビー氏工業功労者賞』の名前に
なっているオグレスビー氏とは一体どういう人物なのか?
サムエル・C・オグレスビー (Oglesby, Samuel C)米国の軍
人であり日本の実業者として活躍
戦前から製糖産業以外ほぼ何もない状態の沖縄で琉球列
島米国民政府経済局次長に赴任し、製糖産業とパイナップ
ル産業の発展に着手し沖縄二大産業と呼ばれるまでに成長
させた功績を残しています。
その後(現 公益社団法人 沖縄県工業連合会)の前身 琉
球工業連合会のアドバイザーとなって産業界への融資や新
しい機械の導入などを進め沖縄県の工業振興に献身的に尽
くした人物として沖縄産業の恩人と称されています
オグレスビー氏はお亡くなりになる前に『自分が死んだら沖縄に
埋葬してほしい』というほど沖縄の人以上に沖縄を愛した人物と
してとても高く評価されている方なのです。
そのオグレスビー氏に習って沖縄の産業開発に貢献した人物
に対して毎年表彰を行っているという事でこの度我らが会長が
受賞した事はとても栄誉ある事だと思います
後を引き継ぐ私たちの世代がオグレスビー氏工業功労者の名
に恥じない様に努力をしなければと思っております