2013年08月05日
注目の雨水貯留システム
今日はスーパーソルを活用した雨水貯留システムの話題です。
スーパーソルは土木や緑化、園芸資材に農業など様々な分野に活躍
の場を広げておりますが、最近特に注目されているのはスーパーソル
を活用した『雨水貯留システム』!平たく言えば、雨水をためる仕組み
ですが・・・。
昨年は国土交通省のフロンティア事業に採択され那覇市立古蔵小学
校に完成しております。
簡単にいうと『穴を掘って』その穴をスーパーソルで埋め尽くし、スーパ
ーソルで埋め尽くされた穴に『雨水 』を貯めるだけのものです。
それが何故注目をされているのか?
答えは簡単! 施工も簡単で、経費も少なく、ランニングコストもほと
んど必要ない事が良いのです。
普通、水は何もしなければ腐ってしまいますが、スーパーソルの隙間
に水を溜めるだけで、水が腐敗しない事が化学的に証明されています。
なので水を循環したり、塩素を点滴などしたりするなどの費用が一切
掛からないというのが最大の魅力と言えます。
そのことは我が国に限らずと言うより、むしろ外国の方が水の問題を
抱えていることから、海外からより注目されているということが言えます。
今年の3月にはバヌアツ共和国でスーパーソル雨水貯留システムが施
工導入されました。
以前のブログでも紹介はさせて頂いております。
http://trim.ti-da.net/e4977024.html
外国からも注目されている『スーパーソル雨水貯留システム 』ですが、
もっともっと日本国内でも活用して頂きたいものです。
行政の皆様 災害時の避難場所に指定されている学校などのグラウンド
地下に同システムはいかがでしょうか?
災害時にライフラインが寸断された状況でも動力は必要ないので、施
設自体が破壊されなければ使用できると思います。
現在、多大なコストを要する地下ダムに比較するととても安いので、検討
して頂けると幸いです。