2013年02月02日
建築・建材展 投稿ブログ土木その1
これまでガラスびんを原料にスーパーソルという人工軽石を製造
する仕組みやスーパーソルの特徴をブログにてお届けして来まし
た。 ガラスびんから軽石を製造したのは解ったけど・・・。
一体どういう風に使うの?? という事でスーパーソルの使用用
途を百聞は一見にしかず! 写真を見て頂きながら一つ一つご紹介
をさせて頂ければと思います。
まずはその第一弾!土木の現場での使用方法をご紹介したいと
思います。
現在スーパーソルの用途は幅広いものの昔はこの土木用途での
使用がスタートでした。
スーパーソルはその製造方法によって比重!つまり重さを自由に
コントロールすることが出来ます。
【国頭座津武地区導水管保護工事】
この現場では地面の下深くに眠る導水管の過重負担の軽減の
為にスーパーソルが使用されました。
この現場で使用したスーパーソルは1立方メートルあたりの重
さが約450Kgで水に浮くほど軽い比重の物が使用されています。
それはなぜか地下に管が埋設されており、道路を嵩上げする時に
もし普通の土を使用した場合に管が土の荷重で持たないという事
で軽い材料で埋め戻す必要があったのです。
スーパーソルの比重は通常土の約6分の1という軽量性と車が通
っても崩れない強度が採用の基準となっています。
もちろん数多くの実績を持っているスーパーソルは何の問題もあ
りません。
この現場では1000リットル入りのスーパーソルが約1000
袋使用されました。
この後アスファルトで舗装されスーパーソルは見えなくなります
が縁の下の力持ちとして、長きに渡り活躍する事でしょう!
どうです? こんな使い方もあるんですよ~!
次回!また違う現場をご紹介したいと思います。