2012年09月05日
沖縄の暗渠排水in沖縄尚学
昨日は沖縄の軽量盛土材in知念という事で12年も前に行わ
れたスーパーソルの工事例をご紹介いたしました。
最近は沖縄の軽量盛土というキーワードでスーパーソルの事
例をご紹介することが多くなっておりますが、ふっふっふっ・・・。
スーパーソルの事例は何も軽量盛土だけでは御座いません。
本日ご紹介するのは【暗渠排水】の工事例をご紹介したいと
思います。
さて皆様【暗渠排水】(あんきょはいすい)と言う言葉をご
存知でしょうか?
辞書で調べてみると『暗渠を設けて、土中の余分な水を排水
すること。また、その設備。』とありました。
だから暗渠って何やねん!!と突っ込みたくなりません?
怒りを抑えながら【暗渠】を辞書で調べてみると、外からは
見えない水溝、その反対に表から見える水溝を開渠とか明渠
と言うそうです。
つまり、外からは見えないが土の余分な水分を排水する水の
通り道やその設備という意味になります。
ややこしや・・・。
その暗渠排水に【スーパーソル】は使用されております。
では早速・・。
これは今から4年前に行われた沖縄尚学野球グラウンドで使
用された暗渠排水工事の様子であります。
通常このようなグラウンドにおける暗渠排水工事と言うのは
暗渠の言葉どおり何本ものたくさんの溝の中に砕石を入れて
行うのですが、そこは野球の名門【沖縄尚学】のグラウンド
ですから何時でもすぐにグラウンドが使用できるように外野
全面にスーパーソルを敷き詰めるという大掛かりな暗渠工事
となりました。
通常暗渠に使用する砕石は1トン当たり2千円前後・・・。
スーパーソルは1立米あたり1万数千円という事で、わりに
合わないと仰る方もいらっしゃいますが、そこは費用対効果
という事になります。
このグラウンド暗渠のはるか前に宜野座村にある農業施設
宜野座後継者育成センターで初めて暗渠資材としてのスーパ
ーソルを使用しましたが、あれから10年以上が経過する中
で、いまだにジャンジャン排水しているスーパーソル暗渠は
評判で農業分野でも多く使用されるようになって来ています。
土の中で活躍するスーパーソルですが、そのお蔭で雨天後に
すぐ使えるグラウンドとなり、野球部員たちもしっかりと練
習でき甲子園で活躍できていると思うと嬉しくて仕方ありま
せん。 残念な事に沖縄尚学が選抜優勝したのはこの暗渠工
事の前ですが、その後も県大会では毎年優勝に絡む活躍の要
因の一つは【スーパーソル】かも知れません。