2012年05月11日
色残像
色残像という言葉をご存知でしょうか?そしてその
色残像を利用した物とは・・・。
普段のお医者様のユニフォームは殆ど白だと思いま
すが、よくテレビドラマなどで手術室に入る時にお
医者様は手術着(青)に着替えて手術を行う場面を
目にしたことがあるでしょう。。。
では、何故手術着は青なのか?なんて考えた事はあ
りますか? えっ~!意味なんてないんじゃぁ?
と思いますよね! ところがどっこい!!!
わざわざ青の手術着に着替えるには大きな意味が隠
されていたのです。
その答えが【色残像】という事なのです。
さてどういう事なのか??
【色残像】とは・・・同じ色ばかりを見ていると網
膜が疲れ、反対の色が目に浮かんで来るという現象
だそうです。
むか~しの手術室は壁の色も白で『手術中に青緑色
のしみが見える』と多くの医者が訴えた事がきっか
けとなり、専門家に調べてもらった所、手術中に血
液の(赤色)ばかりを見ている事で赤の反対色の青
緑の残像が白い壁に映ったと言う事がわかったそう
です。
この事を参考にしたうえで現在の様に手術室と手術
着は青緑色になったと言う事でした。
手術着が何故【青緑色】なのか?と言う事なんて考
えたこともないのですが、そこには重要な意味があ
ったのです。
身の回りにも 当たり前のように存在している物を
、何故??どうして??
と言う子供の様な好奇心を持てば新たな物の発見が
あるかも知れませんね~!