2012年03月26日
てぃんさぐぬ花 パートⅢ
さて今日はてぃんさぐぬ花パートⅢという事で最後の
8番から10番をお届けしたいと思います。
【8】
あてぃん喜ぶな
失なてぃん泣くな
人のよしあしや
後ど知ゆる
【意】
いくら金や物があっても喜ぶな。
また、失ったからといって嘆き悲しむな。
人間の善し悪し、人の評価というものは
最後になってわかるものだ。
【9】
栄てぃゆく中に
慎しまななゆみ
ゆかるほど稲や
あぶし枕ぃ
【意】
栄えていくなかにも
謙虚でなくてはいけない。
稲も実るほどに
あぜ道を枕にして、腰を低くするではないか。
【10】
朝夕寄せ言や
他所の上も見ちょてぃ
老いのい言葉の
余りと思な
【意】
お年寄りの朝夕の教訓は、
世間の例を見て素直に耳を傾けるがよい。
年よりの繰り言などと
思ってはいけない
てぃんさぐぬ花1番~10番まで如何だったでしょう
か?
全ての歌詞に重要な意味が込められているこの詩の魅
力を改めて感じました。
作詞・作曲が不明と言うのも何やら神秘的ですね。。
いったい誰が何の目的で、書いたのか?
益々興味が湧きます。。。
10番までの意味を理解すると、これが県民のアンケ
ートによって愛唱歌1位に選ばれたと言うのが理解で
きるのではないでしょうか?
親の大切さや人の価値、何が大事な事なのか?すべて
において参考にしたいですね!!
【沖縄民謡 島唄ライブ♪のサイトを参考にしており
ます】