2012年01月10日
沖縄の軽量盛土 大道編
沖縄の軽量盛土と言うタイトルで何度か工事例を
ご紹介して来ましたが、考えてみればこのブログ
をスタートしてから約3年で、それ以前の工事例
はまだ紹介していませんでした。という事で、過
去の事例をご紹介したいと思います。
『軽量盛土』とはそもそも何なのか?
実は道路を含めて私たちの身の回りには色々な構
造物が存在します。
擁壁・道路・トンネル等々・・・・。
当然それなりの強度がありますが、それを支える
地盤が弱い・・・。とか経年変化によって建築当
初より構造物が傷んで、強度が落ちている等条件
によって、普通の土で埋め戻すのではなく、軽い
資材を使う事で、構造物に対する荷重を軽減する
工法の事です。通常は発泡スチロールやスーパー
ソルの様な軽量骨材が使用されています。
重いよりは軽い方が負担が少ない!!
単純に考えると常識的ですよね~!
そんな軽量盛土資材として今注目されているのが
我らがスーパーソルであります。
ここ近年公共工事の予算の減少によって新設で何
かを造るというのは少なくなり、今あるものへの
過重負担を軽減して、延命化するという工事が急
増しているのです。
お蔭でだいぶスーパーソルの需要が伸びてきてい
ます。
数年前と比べるとその差は歴然、この沖縄でも3
年前と比較すると件数で7~9倍ぐらいに増えて
います。
さて、今需要が高まって来ている軽量盛土工事で
すが、今日ご紹介するのは今から約6年前に私が
初めてGETした土木工事の案件です。
理屈抜きに見て頂きたいと思います。
これは那覇市の大道という場所にあるBOXカル
バートという構造物! 上は歩道下は見えにくい
かも知れませんが、河が流れていてトンネルみた
いになっていますが、道路工事に伴いこの昔から
あるBOXを活かしつつ上を綺麗に舗装する為に
軽量盛土工法が採用されました。
先ほど見て頂いた写真場所のちょうど真上にあた
る部分に通常は土で埋戻しをするのですが、古い
構造物への過重負担を軽くするために超軽量資材
のスーパーソルが使用されました。
この様にローラーで転圧して締め固める事で強度
も上がります。
この写真は向かいのマンションの最上階からみた
現場の様子であります。
あとはこのようにアスファルトを敷き詰めて完成
と言うように土の代わりに軽量のスーパーソルを
入れてアスファルト!といった感じで比較的簡単
に施工できるのも軽量盛土工法の利点といえます。
さあ設計業者の皆様!スーパーソルは沖縄県内外
を含めて実績十分な材料になってきました。
今、このような軽量盛土が必要な現場が増えてい
ると思いますので、その時には是非ともスーパー
ソルをご使用ください!!
詳しい事が知りたい!と言う場合には私玉那覇が
飛んで参りますので、その時はどうか温かく迎え
て下さいませ!