2011年10月07日
わさびで火災をお知らせ
先日ブログの中でお伝えした【イグノーベル賞】
ですが、つい最近日本人が聴覚障碍者の為に開
発したわさびのにおいがする気体を噴射して火
災を知らせる警報装置がイグ・ノーベル賞の化
学賞に輝いたそうです。
緊急時に眠っている人を起こすのに適切な空気
中のわさびの濃度発見と、これを利用した【わ
さび噴射警報装置】の開発が対象となったよう
です。
消防白書調べによると住宅火災による死者の6
割以上が、逃げ遅れが原因によるもので、時間
帯でみてみると、夜10時~朝6時の睡眠時間
における死者がなんと45%を占めているので
す。
わさびには覚醒効果がある事を突き止め、今回
の発明に繋がったのですが、実際に試験を行う
と聴覚正常者より、聴覚障碍者の方が【わさび
の臭気】により、覚醒する事が判明した様ので
す。
このようなユニークな発想がイグノーベル賞の
目に留まったという訳ですね!!
世の中には面白い事を考える方がいるもんです
ね~!柔軟な発想とそれを実現に向けて努力す
る実行力!これがあれば怖いものなし!!!
大いに見習いたいものです。
今回の受賞で日本人のイグ・ノーベル賞受賞は
5年連続だそうです。
中には皮肉で頂くこともある様なので不名誉な
場合もあり、イグノーベルを素直に喜べない事
もある様ですが、こういう賞がある事によって
次の発見に繋がることもあると思うので、続け
て欲しいものです。。。