2011年08月12日
チュンジー
タイトルの『チュンジー』とは何か?
私も知らなかったのですが、沖縄で独自の
発展を遂げた言わば【沖縄将棋】があった
んですね~!
最近は【方言】も含めて昔から続いている
文化や芸能がだんだんと姿を消してしまい
何とかこれを残したい!という事で活動を
している団体なども多いのですが、41年
生きてきて全く『チュンジー』の存在を知
らなかったという事はどうしてなんだろう?
と思ってしまいました。
たまたまうちのスタッフが『チュンジー』
の話題に触れていて、全く意識はしていま
せんが、新聞記事で再度みた時にあっ!
あの時にうちのスタッフが話題にしていた
のはこの事か!と興味をもってしまいまし
た!
もともと【チュンジー】は中国の【シャン
シー】という中国版の将棋でどちらかとい
うとルールは西洋のチェスに似ていて、そ
れぞれ16個の駒を持ち2人で勝負を競う
ボードゲームだそうです。
これが【シャンシー】
でそれを沖縄独自に発展させたものが【チ
ュンジー】だそうです。
琉球に伝わった時期は1453年以前頃で
先ほども書いた様にルールはチェスに似て
いるが、将棋のように相手から取った駒を
使わないことなどから25分程度の短時間
で勝敗が決まるのが特徴だそうです。
これが沖縄将棋【チュンジー】!!
最近では愛好者が30人ほどまでに減少し
絶滅の危機という事で何とか存在を知って
もらって後世に残して行きたいという事で
分かり易いルールブック作りなどをしてい
るという事で新聞に取り上げられていまし
た。
最近ではテレビゲームの発展に伴って、ボ
ードゲーム等は全てそれで出来る様になっ
ていますが、考えて見ると私の小さい時に
は大人が縁側で碁を打つ姿もかすかに記憶
があり、そういう人と人との繋がりがこう
した事で出来ていたのかなぁ?と
改めて感じました。
ただ単に絶滅の危機にある【チュンジー】
を復活させようという事ではなく、希薄に
なっている人と人との繋がりのツールとし
ての役割を大切に考えたいものです。
【グランパの島からハイサイ!】という
ホームページの画像を使用させて頂いて
おります。