2011年06月28日
漁港岸壁 軽量盛土 沖縄
ストレートなタイトルで申し訳御座いません。
でもちゃんと意味があって付けたタイトルで
すのでご了承ください。
以前に座間味村の阿嘉島(沖縄の離島)でス
ーパーソルを使用して頂いた事があります。
【前回の現場の様子がわかるホームページ】
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http://www.trims.co.jp/staff/2009/11/post_311.html
前回の日付をみると2009年の10月という
事で約2年前になるんですね~!
今回もその現場の続きという事で【スーパー
ソルの沈むタイプ】が採用され、再び阿嘉島
を訪れました。
漁港ではなぜ【スーパーソルの沈むタイプ】
が使われているのでしょうか?
岸壁の裏に出来るだけ軽い材料を使い岸壁に
かかる荷重の負担を軽減するのが目的なので
すが、軽すぎると海水の満ち引きに影響を受
けるので、ギリギリ水に沈む比重のものが必
要なのです。
このギリギリ水に沈めるというのは中々高度
なテクニックで、スーパーソルの最大の特徴
(比重のコントロールが出来る)をフルに活
かした用途の一つだと思います。
【手前が前回の現場で奥が今回の現場】
単位体積重量11kN/㎥ という事で難し
い記号だと思いますが、簡単に言うと1立方
㌢メートルあたり1・1トン程の重さという事
です。
えっ!!それって重くない?と思うかも知れ
ませんが、砂や土の単位体積重量は1・7~2・
0くらいあるという事で、約半分くらい荷重の
負担を軽減できるのです。
でも【スーパーソル】は軽石!荷重が軽減出
来たとしても、強度は??というご質問も多
いのですが、三軸圧縮強度と言われる強度を
表す数値はφ(ファイ)42°以上!!
通常の盛土でもφ30°以上あれば問題ないので
すが、はるかに強い数値なのです。
実は今回、現場を見させていただく中で思わ
ぬ出会いがありました。
それはこの写真・・・・・。
実は前回の現場と今回の現場の境目には約2
年前のスーパーソルがあったのです。
何となく嬉しい気分になりました。。。。
今回もしっかりと岸壁の裏にスーパーソルが
敷き詰められ、護岸を永~く維持する為に縁
の下の力持ちとなって活躍します。
本当にこの施工している瞬間が私の様な営業
職にとっては何とも言えない心地さを感じる
瞬間であります。
ガラスから生まれた人工軽石スーパーソル!
本当に優れものですなぁ~!
この現場は本当に美しい海に囲まれた現場で
、この自然を残したい!!と言う気持ちにな
るのですが、スーパーソルを含め色んな環境
に優しい資材や商品を使って頂く、または使
う!という普段からの意識が大切だと思いま
す。
スーパーソルをもっとPRして沢山使用して
頂くことは、ひいてはこの美しい自然の保護
に繋がるんだ!という誇りを持ってまた営業
に励みたいと思います。
また阿嘉島からのリポートが出来る事を楽し
みに頑張ります!!