2011年05月09日
クリミアの天使
クリミアの天使とは皆さんもご存知
だと思いますが【フローレンス・ナ
イチンゲール】の事であります。
近代看護の生みの親で、【白衣の天
使】のモデルになった人物なのです。
でも実際に看護婦としての仕事は2
年ほどで『クリミア戦争』の間に傷
ついた兵士の献身的な看護や衛生面
の改革、また病院建築という分野で
の功績が高く評価され、現在でも語
り継がれる存在なのです。
さて、5月12日が【看護の日】と
言う事でナイチンゲールの話題にし
てみたのですが、看護学校等の卒業
式の時にキャンドルを持っている姿
を見た事ある方は多いと思いますが
ナイチンゲール誓詩というあるので
ご紹介しましょう!
【われはここに集いたる人々の前に
厳かに神に誓わん
わが生涯を清く過ごし、わが任務
を忠実に尽くさんことを。
われはすべて毒あるもの、害ある
ものを絶ち、
悪しき薬を用いることなく、また
知りつつこれをすすめざるべし。
われはわが力の限りわが任務の標
準を高くせんことを努むべし。
わが任務にあたりて、取り扱える
人々の私事のすべて、わが知り得
たる一家の内事のすべて、われは
人に洩らさざるべし。
われは心より医師を助け、わが手
に託されたる人々の幸のために身
を捧げん。】
看護婦を目指すものはこの誓詩を完
璧に覚え、自分のものにしなければ
ダメだそうですよ~!
でも、この誓詩はよ~く読んでみる
と看護婦だけでは無く、我々の様な
一般のビジネスに携わっているもの
にも必要な考え方ではないでしょう
か?
一つの事に懸命に打ち込んだ人は、
やはり凄いですね!
しっかりと足元を見つめその道の
【プロフェッショナル】を目指した
いものであります。