2011年03月23日
寒さの中で・・・。
１０日たった今でも、未だ被害が拡
大している東日本を襲った大地震で
すが、警察庁の調べでは２２日午後
６時現在、東北など１２都道県警が
検視などで確認した死者数は９０８
０人で行方不明者は１万３５６１人
と言う事で死者・行方不明者合わせ
て２万２６４１人になっているそう
です。
現地の混乱によって確認が出来てい
ない部分もあるとは思いますが、い
づれにしても最悪の被害としか言い
ようがありません。
済んだ事と簡単に片付ける訳には行
きませんが、後ろを振り返るのでは
なく、前に進むしかないと思います。
失ったものも多いと思いますが、こ
の最悪な状況から苦しいながらに学
ぶことも必要でしょう。
そこで、今日は１９世紀のアメリカ
の詩人ホイットマンさんの言葉を紹
介したいと思います。
『寒さにふるえた者ほど太陽の暖か
さを感じる。
人生の悩みをくぐった者ほど生命
の尊さを知る。』
被災された多くの皆様が普段当たり
前に感じていた事が今、どれだけ大
切だった事か、身にしみて感じてい
らっしゃる事と思います。
東北で起こっている現地の被害の映
像を見ながら、被害を受けなかった
この沖縄の地でも、今ある事全てが
当たり前ではないと感じるようにな
りました。
多くの犠牲者の命と引き換えにしか
学ぶ事が出来ない人間の愚かさなの
でしょうか？
またこれだけの深い悲しみでも年を
重ねる事によって、風化していく事
も私達人間の常かもしれません。
今私達に出来る事…。義援金や物資
の援助等も大切な事だと思いますが
もっと重要なのはこの事実をしっか
りと受け止め子子孫孫まで伝える事
が必要なのだと思います。
大変な状況の中ではありますが、被
災から９日ぶりに救助された、おば
あちゃんと中学生の話題や卒業式の
話題、高校の合格発表や、物流が動
き出している事、被災地からセンバ
ツ出場の為に出発した東北高校の話
題など、少しずつではありますが明
るいＮＷＥＳも飛び込んで来ました。
考えてみると、これらの事も普段な
らば、ある意味これだけの話題にな
る様な事ではありません。
しかし、普段身の回りにある当たり
前の事は実は最高の奇跡・最高の幸
せなのだと感じているところです。
これこそが、今回の地震から学ぶ事
かも知れません。
とにかく、これ以上最悪な状態は無
いと思いますので、ここから一つ一
つ小さな幸せを見つけ、前を向いて
歩いて欲しいと心から願っておりま
す。
個人としても義援金を含めたお手伝
いが出来ればと考えていますので、
供に頑張りましょうね！！！！！
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- at 21:03
