2011年03月18日
【旅行血栓症】
【旅行血栓症】(りょこうけっせんしょう)
とは?
最近の地震のニュースの中で時々出てくる
【エコノミークラス症候群】と言う言葉、
私は今まであまり聞いた事がありませんで
した。
色々調べてみると長時間に渡り同じ体制
(座ったままの体制等)を取り続ける事に
よって血栓(血の塊)が出来、それが解放
された時に静脈流に乗って肺等にとんで、
血管を詰まらせ、肺塞栓症を起こす病気で
飛行機のエコノミークラスで多い事から
【エコノミークラス症候群】と呼ばれてい
るそうです。
しかし、最近ではタクシー運転手や電車で
も発症しているのが確認されている事から
【旅行血栓症】と呼ばれているそうです。
災害の現場(被災地)でも、避難所から殆
ど動けない事や同じ体制を取る事が多いと
言う事から、【エコノミー症候群】が心配
されているのです。
息苦しい等の症状があると言う事ですが、
最悪の場合死に至る事もあると言う事です
ので、甘く見る事は出来ません。
日本での年間症例数は約4,000例(2000年)
と推計され、増加傾向だそうです。
過去にはタクシー運転手が7時間運転して
死したケースで労災が適用された事もある
様です。
特徴として欧米に多く、日本では少ないと
の事。また人種別では黒人に多く、黄色人
種に少ないと言う事で比較的日本人はかか
りにくいと言う事ですが、高齢者が多い被
災地では注意が必要です。
適度に体を動かす事や、水分を十分にとる
事が予防につながるとの事ですので、気を
付けて頂きたいと思います。
そうは言っても、まだまだ十分な物資が届
いていない状況ですので、本当に大変です。
どうかどうか頑張って下さい!!
これしか言えませんが、遠い沖縄の地より
応援しております。