2011年03月07日
人工軽量土壌【軽SUN土】
さて本日はスーパーソルを使用した用途
開発中の商品【軽SAN土】について、
ご案内したいと思います。
皆さんは【人工軽量土壌】をご存知でし
ょうか? 通常屋上緑化をする時に
使用する土は出来るだけ軽い土が良いと
言う事は誰でも分かる事だと思います。
ここ数年これだけ屋上緑化や壁面緑化が
叫ばれていますが、実際に2000年時
点で屋上緑化施工面積は13万千㎡だっ
たのが2007年では約2.9倍の38
万9千㎡に達しています。その市場規模
は約800億円とも言われ大きな産業に
成長しております。(これには壁面緑化
は含まれておりません)
と言う事で各社こぞって、屋上緑化に使
用する土や土以外のシステムを開発して
いるのですが、まだまだ改善の余地あり
といったところだと思います。
実際に沖縄へも、本土メーカーからわざ
わざ大量の【人工軽量土壌】が納入され
ている現実があります。当然通常の土よ
りも軽く物は良いのですが、沖縄へ運ぶ
為には相当な運賃がかかります。
それを使用する造園屋さんも大変な訳で
す。
これまでトリムの商品【スーパーソル】
が軽いと言う事から、多くの業者様から
軽量土壌は扱っていないの?と言う言葉
を頂いて参りました。
実はその【人工軽量土壌】(トリムバー
ジョン)が完成へあと1歩のところまで
来ているのです。
その名も【軽SAN土】そのまま素直に
読めば(カルサンド)ですが、沖縄の方
言で、ガッサンドーと名付けたこの商品
は可なりの出来栄えになっています。
沖縄で主流になっている本土A社の商品
と比べても、その差は歴然!!
写真でご紹介したいと思います。
準備中の様子、今回は屋上緑化等でよく
使用する【キバタイワンレンギョ】【ミ
ニサンダンカ】【ブッソウゲ】を使用し
て比較実験をしました。
これは良く使用されているA社の軽量土
壌で育てた【ブッソウゲ】の一ヶ月経過
の写真。
そしてこれがトリムと各社共同開発の人
工軽量土壌【軽SAN土】の写真!!!
どうでしょう??同じ距離で写真を撮っ
ていますが、とんでもない差です。
そしてこれがA社の物で育てた【キバタ
イワンレンギョ】で…。
これが【軽SAN土】で育てた【キバタ
イワンレンギョ】!!!!!
最後に左がA社で右が【軽SAN土】で
育てた【ミニサンダンカ】です。
これはあんまり差は無いように見えて葉
の色に違いが出ております。
それぞれ植え付けから約1カ月で、こん
な感じになりました。
嘘だろ!!自分のところの商品をPRす
る為に細工したんじゃないの?とよく言
われますが、そうではありません。
実際に差が無ければ、金額で勝負出来る
のでいいかなぁ~!ぐらいに思っていた
ら差が出てしまったのです。
もう少し改善しなければいけない点があ
りますが、良い商品だけに一日でも早く
世の中に送り出したい!と思っておりま
す。 設計価格は28,000円/立米
で出す予定ですので、設計業者の皆様宜
しくお願い致します。あっそうそう!
重量は約600kg/立米(乾燥時)
です。
ちなみにA社の商品は33,000円/
立米くらいだそうですよ。