2011年02月02日
イスラエル農法
イスラエルと言う国に対してどの様
な印象を持っていますか?
パレスチナ問題・ユダヤ・テロ等の
イメージが私にはありました。
でも知って見ると意外な一面が顔を
覗かせるのです。
と言う事で【イスラエル】について
少しご紹介したいと思います。
場所については、想像付きますよね。
中東と言われる地域にあり、地中海
に面した小さな国(面積:21,946Km)
で日本の四国と同等位の大きさだそう
です。
人口は700万人で首都はテル・アビブ
イスラエル人は首都をエルサレムだと
主張しているそうです。
人種はユダヤ人が約76%、アラブ人そ
の他約24%だそうです。
では冒頭にあるイスラエルの意外な一
面とは何でしょうか?
国土の約60%が砂漠と言うこの乾燥
地域、こうした地域だからこそ【水】
を大切に扱い有効利用しているのです。
水を本当に大切に扱い、現在では水の
リサイクル率(下水処理水)が約83
%を超えて世界の単独トップで、世界
2位のスペインでも12%その差はと
んでもなく開いているのです。
ちなみに我が国日本は1.4%とその
凄さがわかるのではないでしょうか?
その大切な水を何に利用しているのか
…。
それは、劣悪な環境だと思うので
すが、実は農業大国でイスラエルの農
業人口は約8万人。一方日本の農業人口
は約400万人。
農業輸出高は約21億ドルと言う事で農業
人口は50分の1なのに、生産高はほぼ
日本と同じと言う事で、イスラエルは日
本の50倍の生産性を持っていると言う事
なのです。
自給率も90%を超えている事を考える
と、農業技術の高さがうかがえます。
早い段階から【イスラエルの点滴農法】
と言う事で、作物に必要なだけの水分を
与える技術を確立し、現在では様々な国
で、注目を集めているのです。
水を有効に利用し農業に活用する事で実
は年々砂漠が農地に代わり、砂漠の面積
も減少しているとの事、凄いと思いませ
んか?
何事でもそうだと思いますが、問題解決
を真剣に考え、それを継続して行った結
果だと思います。
『どんな環境でも楽しむ!』これは私達
リサイクル事業本部の年間テーマですが
まさにどんな環境にあっても、真剣に向
き合う事で、そこが素晴らしい環境にな
ると言う事をしっかりと肝に銘じたいと
思います。