2011年01月05日
おせち料理
正月気分を振り払い さぁ!今年一年
頑張ろうと言う矢先に【おせち】の話
題で恐縮です。
ちまたではこの【おせち料理】を巡り
2万1千円のものを1万5百円でネッ
ト販売した業者が見本と可なり違うと
か配達が遅れたり、中身が腐っていた
と言う事で、マスコミに大きく取り上
げられていますが、実際どうなのでし
ょうか?こういうものまでネットで購
入しようと言うのが、そもそもの問題
の様な気がします…。冷凍食品や保存
がきく食品ならまだしも…。
この問題は置いといて、今回の話題は
正月に【おせち】と言うのはどういう
意味があるのか?
そんな話題をお届けしたいと思います。
沖縄ではあまり正月に【おせち料理】
を食べる習慣は無いのですが、調べる
と【おせち】に入っている料理、それ
ぞれに意味があるんですね~!
まず、【おせち】と言う言葉は元々【
お節句】が変化したもので、五節句に
神前にささげる節句料理の事を指して
いたそうです。
【おせち】に入っている料理、には次
の様な意味があるそうです。
【黒豆】・・・まめで健康を意味し、一年
の「無病息災」を願う。
【数の子】・・・ 数多い子、語呂合わせ
で子孫繁栄』
【田作り】…『ごまめ』。豊年豊作祈願
【昆 布】…喜ぶ事があるように…。
【かちぐり】・・・ 勝つ。
【鯛】… めでたいに通じる語呂合わせ。
鯛はおめでたい魚としてあまりにも有名。
【栗きんとん】…『金団』は財宝を表す為
裕福の願いが込められている。
【卵】…黄身と白身の2色で金銀財宝の錦
を表す。
【橙】『ダイダイ』…代々に通じる語呂合
わせ。子孫が繁栄するように。
【里芋】…里芋は小芋がたくさんつくこと
から、子宝に恵まれますように。
【海老】…腰を曲げて進む海老の姿を老人
にたとえ,長寿の願いを表わす。
【たたき牛蒡】…形や色が豊作のときに飛
んでくると伝えられている黒い瑞鳥を連想
させる事から豊作を願って食べられた。
【蓮根】…レンコンの穴を通して未来の見
通しがきくという縁起をかついだもの。
【伊達巻き】(ダテマキ)…『伊達』とは
華やかさ、派手さを形容します。
華やかでしゃれた卵巻き料理という事で
お正月のお口取り“晴れの料理”として
用いられました。語呂合わせや子孫繁栄
の祈りというより、色や形からおせち料
理に登場するようになったようです。
おせち一つとっても色んな意味が込め
られているんですね~!こう言う意味を
知るとまた違った風に【おせち料理】
を味わう事が出来そうですね!
こう言う事を含め段々と風習や習慣等
が失われつつある世の中で、そのまま
その行為を後世に伝えるのではなく、
その意味をしっかりと伝える重要性を
改めて感じました。
※楽♪おもしろ話雑学集☆歴史芸能偉人
面白エピソードのサイトから転用して
おります。