2010年11月11日
宝の島プロジェクト
以前にも何度かブログでご紹介
して来ましたが、離島にとって
深刻なのは【漂着ゴミ】であり
ます。国の予算もつかず、自治
体での負担が重荷になっている
様です。これは3年前の数字で
すが、全国の海岸に面する39都
道府県の調査の結果によると調
査時点において全国の海岸に漂
着していた人工系ゴミの総量は
2万6千トン(14万8千m3)と推
計されているそうです。
この数字からも負担の大きさが
の沖縄タイムス記事によるとそ
の漂着ごみの約40%を発泡ス
チロールが占めているそうで【
宝の島プロジェクト】(波照間
島)と題して漂着ごみを燃料に
して、離島を【宝の島】に変え
ようという試みが行われたそう
です。
簡単に言うと『移動式の油化装
置』で【漂着ごみ】のある場所
まで移動し、それを燃料に変え
る取り組みで、日本海難防止協
会が開発した車両で、今後【漂
着ごみ】の問題を抱える離島等
を広域的に巡回すると言う事が
記事には書かれていました。
いや~凄い!ここまで環境に関
する取り組みが進んだか~!
と言いたいところですが、むや
みにゴミを捨てなければ、こう
言う事にはならない訳で、もう
少し【捨てる】と言う行動に対
しての注意やマナーの啓発等も
同時にやらなければ、イタチゴ
ッコになるのではないでしょう
か? しかしながら国内だけの
問題ではなく【漂着ごみ】の多
くは外国からのもの…。
そういう意味ではコントロール
する事は難しいかも知れません。