2010年10月26日
本を忘れず 末を乱さず
この1週間近くは展示会や
工場見学の様子等をお伝
えしていましたので、前回
までの続き【万人幸福の
栞】を書き込みたいと思い
ます。
今回は万人幸福の栞の
第13条
【本を忘れず 末を乱さず】
ですが、さてこの言葉には
どういう意味が隠れている
のでしょうか?
では早速・・・・・。
『枝葉のことには気をつけ
るが、何事につけても本
を忘れがちである。
初心を忘れ、受けた恩を
忘れるから、いつしか怠
け、過ちをおかす。
わずかな困難にも耐える
ことができない。
常に本を忘れず、また後
始末をきちんとすることが
大切である。
とりわけ、わが命の本で
ある両親の恩を思い、祖
先を敬する心を培おう。』
と解釈されておりました。
これは大事な事ではない
でしょうか?
全ての本(もと)は何か?
と考えると、例えば仕事
が出来る事の有難さを感
じた時に、私にその場を与
えて頂いている【トリム】に
感謝しなければいけませ
ん。その職場に毎日元気
に出勤させて頂いている
事の本(もと)を考えると
妻の存在に感謝するべき
だと思います。
そして第13条の開設にも
あったように今自分と言う
存在の本(もと)は親であ
りご先祖様です。
感謝!感謝! よく先祖
供養という事を言いますが
供養と言えば何となく一方
的なイメージですが、【供養】
という字は【供】に【養う】と
書きこの世とあの世が表裏
一体という意味を含んでいる
と聞いた事があります。
今の苦しみや悩みを解決す
る為には、確認出来る範囲
での対処ではなく、目に見
えないご先祖への感謝の
心がキーワードかも知れま
せんね~!
社団法人 倫理研究所】
のホームページから抜粋。