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2010年09月28日

泥かぶら【後篇】

泥かぶらもいよいよ最終章

です。。。

売られて行くというのに、ど

うしてそんなに明るくして

いられるのだ・・・。不思議

がる人買いに、泥かぶらは

自分の心にある美しく、楽し

い思い出だけを、心から楽し

そうに話して聞かせるので

した。 

そんな泥かぶらの姿に人買

いは、激しく心を揺さぶられ

ます。 
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親に捨てられ、家もない娘

が不幸でなかったはずはな

い。

それなのに、誰に対しても

恨みごとを言わず、むしろ村

人たちに感謝さえしている。

そして、この自分に対しても、

楽しい話ばかりして喜ばせよ

うとしてくれている。

それに引きかえ、それに引

きかえ俺は・・・

ああ、自分のこれまでの生

き様はなんだったのか・・・。

月の美しい夜でした。 人買

いは、泥かぶらに置き手紙

を残してそっと姿を消します。

手紙にはこんな言葉が書か

れていました。『私はなんと

ひどい仕事をしていたのだろ

う。

お前のおかげで、私の体の

中にあった仏の心が目覚め

た。

ありがとう。 仏のように美し

い子よ』 泥かぶらはその時

初めて、法師が自分に示して

くれた、教えの意味を悟り、

涙するのです。
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さて、皆様どうでしたでしょう

か?

自分の気持ち・心がけで人

生が変わる!そんな見本と

なる様な話ではないでしょう

か?

この【泥かぶら】は真山美保

作・演出の作品で1952年

~2002年までの50年間

で1万5千回の公演を行い

で数千万人以上の方がご

覧になった舞台作品だそう

です。

作者の真山さんは既にお亡

くなりになっている様ですが

、現在でも公演は行われて

いるようです。

もしご興味があれば、下記の

HPアドレスから公演内容や

日程などをご確認ください!

それではまた!!!
http://www.shinseisakuza.com/newpage100.html