2010年09月17日
原油分解細菌
今年の4月にメキシコ湾
で起きた原油流出事故を
覚えているでしょうか?
メキシコ湾沖約80Kmで
操業していたBP社の【石
油掘削施設】(ディープウ
ォーター・ホライズン)が爆
発し海底へと伸びる掘削
パイプが折れて海底油田
から大量の原油がメキシコ
湾へ流失した事故ですが
これも環境問題として深刻
ですよね~!
人間が起こした事故によっ
て、被害にあうのも人間で
す。
これぞまさしく因縁因果!
という事だと思うのですが
今回のブログはその事故
についての事では無く、
新聞記事をご紹介したい
原油を分解する新種の細
菌が活動しているのを、米
ローレンスバークリー国立
研究所のグループが発見
し、米科学誌サイエンスに
発表したという内容です。
記事によると事故現場周
辺の海域17箇所で200
の海水サンプルを採取。
原油成分が高濃度に含ま
れた水域1100㍍の深海
にプロバクテリアと呼ばれ
る細菌の仲間が生息して
いる事を確認し、他の原油
分解細菌とは違い、この細
菌は水温が低い海域でも
とても効率よく油を分解する
のが特徴だそうです。
いや~凄いですね!!!
自然浄化能力というのか?
地球の自然治癒力は!!
でも、それに頼る事を続け
て行くと、やはり地球も生き
物ですので、寿命を縮める
事となるでしょう!
そうならない様に気をつけ
たいものですね~!