2010年09月06日
野口シカの手紙【前篇】
たまたま新聞を見ていると
8月27日付けの沖縄タイ
ムス紙に、『紙っていいね』
と言う小さな小さな記事が
掲載されていました。
なんだろう???と思い記
事の内容を見ていると【日
本新聞協会】に加盟する全
国の新聞社103紙が【紙】
の良さを再発見して欲しい
と願いを込めて【紙があって
よかった。】という広告を一
斉に掲載していると書かれ
ていました。。。
どんな広告だろうと見てみ
ると『あいだみつお風』の
文字が書かれていました。
何が書かれているのかと
思って見てみると、これが
とても読みづらいのです。
しかも、この文章の意味も
書かれていないので、何故
こんな文章を載せたのだろ
うか?と思っていました。
よ~く見てみると小さい活
字で『野口シカ』 息子『野
口英世』にあてた手紙の一
部とありましたので、ネット
等で色々調べてみると・・・。
【野口シカさん】は皆様も良
くご存じの【野口英世(そう
!千円札の人物です!)】
の母だったのです。
話は変わりますが・・・。
野口英世(清作)が1歳の
時に囲炉裏(いろり)に落ち
て大やけどを負った事はご
存じでしょうか?
その時の大やけどで左手が
溶けてくっついてしまった清
作(英世)は学校で『てんぼ
う(丸太ん棒)』といって同級
生からいじめられていたそう
です。。。。。
全ては自分の不注意から
おきた事だと常に心の中
でわが子に詫び、わが身
を慎むひたむきな母親(シ
カ)の生き様は、周囲から
も理解され、英世の手術費
用学費さえ工面してくれる
人さえいたそうです。
そんな母の生き方に激しく
心を動かされた(英世)は
細菌学者として、世界的な
功績を残したのです。
さて、冒頭にある手紙をご
覧頂きたいと思うのですが
無学で文字をろくに書けな
かった英世の母【野口シカ
】さんが息子への想いを必
死なって書いた手紙だと言
う事を思い浮かべながら、
まずは読んでみて頂ければ
簡単にその意味をご紹介
しては、申し訳ないので
次回ブログで書き込みたい
と思います。