2010年08月28日
小さな気づき 大きな偉業!
高校】の優勝から1週間が
経過しましたね~!
全国4000校余りの高校
球児の憧れ・・・・。
この様に春の紫紺の優勝
旗と夏の深紅の優勝旗の
2つが今沖縄にあるのです。
まだまだ興南優勝の余韻
は残っていて、新聞等でも
特集を組むほど・・・。
それもそのはず・・・。
2つの優勝旗を並べる事が
出来たのは興南を含め過
去に6校しかありません。
興南ナインがそれだけ凄い
事を成し遂げたのかが解り
ます!
さて、その優勝の裏には様
々な苦労があったとは思い
ますが、興南高校にとって
一番大きかった変化!それ
は何だと思いますか~?
これはインタビュー等を聞い
ていても【我喜屋監督】の言
葉にも、よく出てきます。
それに関する記事が【沖縄
タイムス】に紹介されており
ました。
と言うのがタイトルとして
あります。
これはどういう事でしょうか?
我喜屋監督が興南高校の
監督に就任して以来、ずっ
と興南ナインが続けている
事・・・・。それはゴミ拾いを
しながらの【朝の散歩】!
実はこの散歩が【優勝】の
原動力になっている!と
言っても過言ではないと思
います。
我喜屋氏が朝の散歩を始
めさせた時、何でもいいか
ら・・・。
どんな些細な事でもいいか
ら・・・。と言って
とにかく何でも感じて来こい!
と言って選手を送り出し、そ
れを1分間スピーチする事を
ずっ~と続けているのです。
最初は、ただ散歩して帰っ
て来た選手たちが、次第に
色んな変化に気づき始め、
最終的にはゴミまで拾って
帰ってくる様になったと言い
ます。。。
記事によると・・・例えば今
回大阪入りしてからの朝の
散歩のでも『大阪に入った
2週間前より、セミの鳴く声
が小さくなっている。セミの
一生が終わりに近づいてい
ると思う』といった事や、い
つもより1時間早く散歩に出
かけた時『いつもより、おじい
ちゃんやおばあちゃんの姿
が多い!』といった、ほんの
些細な事に【気づく】その【感
性】(五感)が重要な事なの
です。
気づくという事は、何かを変
えるきっかけになります。
【感性】を磨く訓練をする事
で選手たちは常に考える癖
がつき、全てにおいて心配り
が出来るようになりその事が
野球でピンチを迎えても動じ
ない、興南ナインを育てたの
だと思います。
(私達の事務所に取り付け
興南の垂れ幕の様子)
【興南高校】の選手は試合
中にあまり、喜ばないとか
ガッツポーズをしないという
事も指摘されていた様です
が、それも五感を研ぎ澄ま
し【気づき】から生まれた相
手への敬意との事でした。
選手たちは確実に成長し
自分達で気づき・・・そして
考え・・・ゲームをつくってい
ることは、この甲子園で我喜
屋監督が伝令を出したのは
【報徳学園戦】5点ビハインド
の時のわずか1回だそうです。
我喜屋監督の言葉で、どん
な小さな事でも一生懸命に
やる事を大切にする!とい
うのが全てを物語っている
のではないでしょうか?
それが根本にあるので興南
興校の強さは本物です。
現在4期連続の甲子園で1
1連勝中、まだまだ快進撃は
続きそうな予感がしますね!