2010年07月31日
ブリジストン
【ブリジストン】と言えば、有
名なタイヤメーカーですよね
~!
その名前の由来は創業者
である【石橋】と言う名前か
ら来ている事はご存じの方
も多い事でしょう! えっ!!
何でっ!!と言う解らない
方の為に【石】を英語に直す
と【ストーンStone】。【橋】を
英語に直すと【ブリッジBrid
ge】と言う事で逆さ読みにし
たもので、ブリッジストーン
から来ているそうです。
へ~なるほど!!と思いた
い所ですが、【ブリジストン】
にはもっと意外な事が事実
があるようです。
それは何か??実はもとも
とは着物や襦袢(じゅばん)
等を扱う仕立屋さんだった
そうです。
それが何故・・・・・・。
1889年福岡県久留米市で
石橋家の二男として生れた
石橋正二郎氏は病弱だけど
成績優秀な少年だったそう
です。
兄と二人で切り盛りしていた
家業だが、ひょんな事から殆
ど1人で経営を切り盛りする
事となり、その結果思いがけ
ない商才を開花させた。
まずは利幅の大きい商品に
足袋の生産に絞った。
当時は手工業者育成制度
として7~8人の徒弟を無給
が当たり前だったのを給料を
支払い労働時間を短くすると
言う近代的な変革を行う事で
士気を高めた。
さらに足袋の価格設定も、サ
イズや品種によって価格が
変わる分かりにくさを解消し
ようと、全ての商品をを均一
価格で販売。。これが消費
者にウケ正二郎が19歳の
時には、大きな工場を建てる
ほどにまで事業は伸びたそう
です。
当時はまだ九州に1台もなか
った自動車を宣伝に活用する
手法もとり大いに話題を集め
九州全域を走る宣伝カーのま
わりには常に人だかりが生ま
れて、60万足ほどであった足
袋の生産量は、25歳の時に
は200万足を超えた。
やがて第一次大戦が終わる
とその反動で不況が訪れる・・・。
経営を維持する為に試行錯
誤し、足袋にゴム底を付けた
地下足袋を開発すると・・これ
が土木作業員や炭鉱夫の間
で【動きやすい!】と熱烈に
支持され【メガヒット商品】とな
った。
売れに売れすぎてゴムの調
達が追いつかず、莫大な費
用をかけて自家生産する事
を決意製造ラインをフル活用
する為にタイヤの生産に乗り
出したそうです。
いや~何とも・・・。一見結び
付かない【足袋たび】と【タイ
ヤ】ですが、こうして【ブリジス
トン】の歴史を紐解くと、改革
を続ける中で必然的に繋がっ
たと言えると思います。
今やっている事を真剣に取り
組んだ先には想像もつかない
未来が待っているかも知れま
せんね!