2010年07月20日
豊かな死
先日は【改正臓器移植法】と
言う事でブログでお伝えしま
したが、今回は少し関連して
【豊かな死】と言うテーマで
お伝えしたいと思います。
実は沖縄タイムス記事に掲
載されていたものなのですが
【豊かな死】と言うタイトルに
何だろう?と言う事で見てみ
ると・・・。
ロンドンが拠点のエコノミスト
・インテリジェンス・ユニット。
と言うところが、終末医療や
苦痛を和らげる緩和医療に
ついて各国の医療関係者に
聞き取り調査を行い、普及
状況や質、医療費など複数
の観点から評価したデータ
なのです。
その結果【豊かな死】(死の
質が高い)と評価されたのは
1位 英国でホスピタス普及
率の高さに加え、専門家養
成の環境が整備されている
事が高評価になったそうです。
※ホスピタスとは【ターミナル
ケア】(終末期ケア)を行う施
設、又は自宅で行う【ターミナ
ルケア】の事。
そういう事を色々な角度で評
価した結果、2位がオースト
ラリア 3位がニュージーラン
ド 4位がアイルランド 5位
がベルギーとなっています。
さて我が国日本はどうなって
いるのか?
医療システムや技術の高さ
は評価されているものの、在
宅医療など患者や家族に寄
り添うケアが難しい事や、高
額な医療費と医療に従事する
人員の不足がたたり、23位
どれだけ患者にとって親切か?
目配り気配り思いやりが出来
ているか?と言う事は大切で
すよね~!
これは企業に置き換えると、
素晴らしいシステムであった
り、商品であっても、それに
従事する人の考え方や体制
が整っていないと、様々な問
題に発展します。
人の生命に関わる問題につ
いてはなおさらの事、死んで
良いと言う事はないと思いま
すが、どういう状況で死ぬか?
と言う事はとても重要な事で
はないでしょうか???