2010年05月08日
ツルレイシ
【ツルレイシ】と言うと意外に
何のことだろうと思う方は多
いと思います。
でもこの【ツルレイシ】は皆さ
んも良く知っているものであり
ます。
本日5月8日は、実は【ツル
レイシ】別名(5)ゴー(8)ヤー
の日なのです。
苦瓜(にがうり)とも言います
けどね・・・・。
農学・園芸学では【ツルレイ
シ】という呼び方を用いること
が多く生物学では近年ニガウ
リと言う呼び方を用いることが
多い様です。
世間的には沖縄ブームの影
響もあって、沖縄方言である
【ゴーヤー】が定着しています
ね!
また最近では、全国的に広が
っている緑のカーテンhttp://www.trims.co.jp/staff/2009/04/post_159.htmlで大活躍し
ているので、どこのスーパー
マーケットでも入手できる様に
なってきました。
と言う事で、少しゴーヤーに
ついて勉強してみましょう!!
和名【ツルレイシ】は、幾つか
の特徴がムクロジ科の植物(レ
イシ)に似ている事に由来する
そうです。
つる性の1年草で、成長すると
4㍍~5㍍にもなる。
【ゴーヤー】の独特の苦味は、
果皮に含まれる【モモルデシ
ン】と【チャランチン】という成分
によるもので、血糖値を下げる
効果がある事が分かってきた
そうです。
その他にも【ゴーヤー】には、新
たに発見された成分、植物イン
スリン(P-insulin)(薬品のイン
スリンに似たタンパク質)が多く
含まれているそうで、薬品のイ
ンスリンとの違いは、薬品の場
合、時に低血糖の症状が見られ
危険を伴うことは広く知られて
いますが、【ゴーヤー】に含まれ
る植物インスリンの場合は、血
糖値を安定させる優れた効果が
あるそうです。
こうした事から、海外でも多くの
臨床試験が行われ、その結果
いずれもゴーヤーが糖尿病に有
効であることが報告されていま
す。
その他にもコレステロールを低
下させる効果やゴーヤーの果
実や種子に含まれている【蛋白
MAP30】は、ガン細胞を攻撃す
るナチュラルキラー細胞を活性
化させ、ガン細胞の増殖を抑え
るといわれているそうです。
更にはゴーヤーに含まれる【モ
モルカロシド】という物質はDN
A、RNA(細胞が増えていく上
で欠かせない核酸の主要物質)
の合成を阻害する働きがあり、
ガンの進展を防ぐ効果が期待さ
れているそうですよ~!
沖縄では夏バテ防止にと何と
なく食べている【ゴーヤー】です
が、様々な効果もある様です。
これからのシーズンに欠かせな
い【ゴーヤー】を噛みしめながら
食べないと罰があたりそうです
ね~!