2010年05月10日
水の惑星
約30年前に【六甲のおいしい水】
と言う事で、水が発売されたので
すが、その当時は【水】が売れる
訳ない!と冷ややかな視線だっ
たといいます・・。
しかし、1984年に記録的な渇水
に見舞われた事によって、シェア
を伸ばし、1986年時で国民一人
当たりの年間消費量は0.7㍑だっ
たものが、2007年時点では19.6
㍑まで大幅に拡大しております。
今や欠かせなミネラルウォーター
ですが、こうした事を考えると豊富
に存在する様に見えて、実はそう
ではない水に関して、皆さんはご
存じでしょうか?
私たちの住む地球は【水の惑星】
と言われていますが、これは他の
星にはない特徴だそうです。
水は1気圧のもとでは、100℃以
上で水蒸気になり、0℃以下で氷
になります。
これは太陽と地球の位置関係が
大きく左右し、この位置がずれて
いたら地球に水は存在しなかった
そうなのです。知ってました??
しかも生命は水から誕生したの
ですから、色々な要素が重なった
お陰で私たち人間が存在している
と言う事になります。
地球上には13億5000万㌔立方
㍍の水があり、そのうちの97.5
%の水が海水、1.8%が氷河や
万年雪、そして残りの僅か0.7%
が地下水で、川や湖などの表流
水は0.02%と言う事で、生活の
中で使用できる水は、ほんの僅か
な量なのです。
今の日本の様に何時でも蛇口を
ひねれば奇麗な水が出てくるの
でなんとなく周りに沢山ある様に
錯覚している水の存在ですが海
外の旅行経験者であれば、ホテ
ルの水は飲むな!とかミネラル
ウォーター以外の水は絶対に飲
むな!と言われた事があるでしょ
うから、今の日本の現状に感謝で
きるはずです。
川の汚染や海洋汚染等の影響に
よって更に、これから先にはこの
水問題は深刻化する事が予測され
ています。
私達日本人はもっともっと水の有難
さを実感し、大切に使うと言う事を心
がけていかなければ、いけないので
はないでしょうか?