2010年04月19日
1492試合
さて、タイトルの1492試合という
数字ですが、何の事だか分かる
でしょうか?
ヒントで言えば、野球通であれば
ピン!とくる数字だと思います。
これは、阪神の金本選手が樹立
した連続フルイニング出場の世界
記録で、1999年から続けてきた
記録が18日に途絶えたのでした。
原因は肩痛で、痛み止めなどを
打ちながら、続けてきましたが・・。
バッティングや守備に支障が出て
きていました。その日試合の5分
前にメンバー表を書き換えたと言
う事で、監督としては頑張ろう!と
最後まで説得したがチームの勝利
を願う本人の強い意志を受け入れ
た形になりました。
簡単に1492試合と言いますが、体
を酷使するプロ野球選手において
例えば去年の1年間だけを見ても
全イニングフル出場したのは金本
選手以外に新井(阪神)と中島(西
武)の二人だけだそうでして、それ
を10年以上続けて来たのは、凄い
事だと思います。でも、それだけの
事だけではなくて、いくら体が丈夫
で、怪我をしなかったとしても、いい
成績を残す事が出来なければスタ
メンで出場する事すらできないシビ
アな世界の中での連続出場です
から、とんでもなく凄い事なのです。
金本先週の場合、あまり飛びぬけ
た数字は記憶にないかもしれませ
んが、92年に広島入団。03年に
阪神にFA移籍。04年には打点王
05年には打率3割2分7厘、40本
塁打、125打点で最優秀選手を獲
得。 それ以上に素晴らしいのは
【トータルアベレージ】という数字で
安打、四死球、相手失策、盗塁など
含めて、どれだけ出塁して塁を得た
か(全獲得塁)を、凡打、三振、盗塁
死、けん制死などでアウトになった
数(全アウト数)で割る計算で、約4
年前の数字ですが、1.722という
事で、平均で1以下の数字から考え
ると群を抜いているそうです。
別に金本選手のファンではありませ
んが、単に1492試合で止まったんだ
ではなくて、その数値がどれほどの
事なのか?と言う事を知るというの
も必要かと思ったので・・・。
これを仕事に置き換えても凄い事
ですよね~!常にトップクラスの働き
をしつつ、休みなく出勤していると言
う事なのですから・・・。
学ぶことも多いのではないでしょうか?