2010年03月13日
スーパーソルで酪農排水Ⅱ
さて昨日、簡単にふれた【スーパーソル】で
酪農排水と言う事ですが・・・。
どういう事なのか?実は北海道の独立行
政法人【農研機構】で、酪農排水(パーラー
排水)つまり、豚や牛を育てる際に発生す
糞・尿などの排水を垂れ流しするのではな
く、排水できるレベルまで、きちんと浄化し
た上で、河川等に放流する仕組みを日本
発の独自の方法で確立したのです。
その方法には伏流式湿地システムと言う
方法が採用されているのですが、従来か
らある方法に改良を加えて、独自のものに
造り上げています。
簡単に言うと、人工的に湿地帯をつくり、
ヨシなどの植物の持つ浄化作用と微生物
の力で、浄化するシステムです。
そのシステムの中で欠かせない存在が、
わが社自慢の【スーパーソル】と言うわけ
であります。
当初、農研機構としては【スーパーソル】
は、寒い北海道で水が凍ってしまうと、浄
化どころの話では無くなるので、断熱材の
目的として、水に浮かべて使用していた
所、新たなる発見があったそうです。
それは、スーパーソルを浮かべておくと
通常ダイレクトに排水管などに異物が吸い
こまれ詰まってしまうと言う事でした。とこ
ろが・・・。【スーパーソル】を使用する事で
この目詰まりの解消が出来たそうです。
この成果が大きくものをいい。。このシステ
ムが広がりつつあるそうです。
環境に優しいスーパーソルが、困っている
酪農排水の部分で使用され、成果を上げる
事が出来た現実に、私どもとしても大変うれ
しく思っています。
今後は酪農排水だけではなく、河川等の浄
化等にも活用できる仕組み作りをしていくと
言う事で、とても楽しみです。
先日の琉球新報やタイムスにも大きく取り
上げて頂いていますので、ご覧になっていな
い方は、改めてご覧いただければと思います。
今回は文字だけでの紹介なので、ピン!!
と来ないと思いますが、次回は写真なども紹
介したい考えておりますので、お楽しみに!!