2010年02月17日
奥の手(おくのて)
今日は中々ブログの内容が決まらない・・・。
しょうがない!【奥の手】を出そうという感じ
で使われる【奥の手】(おくのて)と言う言葉
の語源をご存知でしょうか?
①左手の事 ②後ろに組んだ手 ③右手
3つのうちどれが奥の手の語源だと思いま
すか?
正解は・・・・・・①番の左手
だそうです。ん 勉強になります。では何故?
昔の大臣の話にさかのぼるのですが、左大
臣と右大臣があり、左大臣の方が位が上
だったそうです。
もう少しでひな祭りを迎えますが、【ひな人形】
でも、右大臣は(若人)の姿、左大臣は(老人)
の姿で作られる事が多いそうです。
今度、注意して見てみなければ・・・・・。
そういう事も含め、日本古来の習わしには『左
上座』と言う言葉もあり、左を尊いとする考え
方があったのだそうです。
ちなみに結婚式でも新郎が左、新婦が右と言
うのも、その考え方に由来しているそうです。
さて本題に戻りますが、【右】を『へ(辺)』と呼
ぶのに対して、【左】を『おく(奥)』と呼んでいた
事に由来して、左手=奥の手となり、普段は
使わない左手・・・。右手では間に合わない時
に使う出だから【奥の手】となったそうです。
出来るだけ奥の手を出さずとも、何でもさばけ
る方が良いでしょうけど・・・・・。