2010年02月07日
株式会社トリム
今回は2010年2月6日(土曜日)の琉球新報
記事に紹介された、株式会社トリムについて
改めてご紹介しましょう!!
家庭や飲食店から出るびんなどの廃ガラスは
再利用が非常に難しい。そんな難物を再利用
して製造した『スーパーソル』(人工の軽石)、
その人工軽石(スーパーソル)とその製造プラ
ントの販売を本格展開して11年。
県産リサイクル製品の代表格として県外に販
路を広げ、今年はプラント(1基 1億7千万円)
を備える県が10→13に増える。
更に付加価値の高さに着目した米国・中国・
台湾などの企業から商談も相次ぐ・・・・・。
と言う出だしで、私たちトリムの記事が大々
的に取り上げられていました。
【トリムの歴史】
医療器具販売会社として創業した後、九州進
出を果たし、健康食品などの販売で年商10億
を突破した。その後、業績の悪化などで撤退を
強いられ、その時の経験をもとに1業種に頼っ
ていると景気の影響を受けやすい事等の理由
で飲食事業や教育事業等に業態を拡大する。
1990年半ば、苦楽を共にしてきた従業員達
は40代~50代の年齢に・・・。社員が安心し
て定年まで働いてもらうには製造業に挑む必
要があると言う事を決意する。
そんな時に、県内では年間数万トンのガラス
瓶が廃棄されている事を知る。
これを何とか事業として出来ないものか???
と言う事から、ガラスリサイクルへの挑戦が始
まった。
ガラスを粒にする為の機械【ガラス破砕機】は
順調に売れた。 しかし、ガラスを粒にするだけ
では使用用途が限られている・・・。
次第にガラス破砕機は売れなくなっていく。
事業をそのまま継続するべきか否か・・・。
苦渋の選択を迫られるなか、ガラスを粉にする
事で、ガラスとは全く形状・性質の軽石を製造
する技術を得る。
製造の過程で、様々な調整が可能(比重・吸水
率・強度)この方法のシステム化の確立によっ
て様々な用途で使用できる人工軽石(スーパー
ソル)は多くの需要を生み出しガラスリサイクル
のパイオニア的存在として国内外から注目され
る存在となった。
【トリム 社名の由来】
トリムとはノルウェーの造船用語で、風力・波を
ざっとこんな感じで紹介されているのですが、現
場では何度も危機を乗り越え、ようやく収益事
業としての道を歩き始めています。
この記事を身内の立場から、改めて目を通して
見ても、社長の思い・・・。社長を支えてきた従業
員の苦労が目に浮かぶ様です。。。
リサイクル時代の到来を予測し、うまくかじ取り
をして来た事が、現在に繋がっていると思いま
す。
【捨てればごみ 活かせば資源】と言う事をキー
ワードにこれからも、努力したいと思いますので
応援宜しくお願い致します。
この2月現在、広島のスーパーソル製造工場設
置に向けて、私たちメンバーが現地で汗を流して
おります。
もうじき、広島でも【スーパーソル】の製造がはじ
まりますので、広島の皆さん!そして隣県の皆
様も楽しみにしてて下さいね~!
最後に1社員として本当にこの仕事をさせて頂い
ている事を誇りに思います。
これまで、苦労して作り上げて来た先輩方に恩
返しをするのは私たちの世代だと思いますので
頑張ります!!!!!!!