2009年12月18日
108の煩悩
先日も仏教がらみの話題で【無財の七施】という話題を
お届けしましたが、本日も【108の煩悩】と言うテーマで
仏教の話題をおおくり致します。
【煩悩】(ぼんのう)とは仏教用語の一つで、人の心身を
煩わし(わずら)、悩ませる迷いの心を表しているそうです。
では、皆さんもご存じの【除夜の鐘】はなぜ108つなので
しょうか?
なぜ【煩悩】が108つか?というのは【四苦八苦】(しくは
っく)4×9(四苦)+8×9(八苦)=108という説もあると言
う事ですが他にも説があり、迷う原因は【耳】・【眼】・【舌】・
【鼻】・【身】・【意】の【六根】(ろっこん)にあり、それぞれに
【好】(気持ちが好い)・【悪】(気持ちが悪い)?【平】(どう
でもよい)があって6×3=18類、更にこの18類それぞれ
に【浄】(きれい)・【染】(きたない)の2類があって36類、
この36の煩悩が【過去】・【現在】・【未来】と三世にわたっ
て生じるから36×3=108という説が有力だと言う事です。
ちょっと難しいですね~?
でも、迷う原因は【六根】の【耳】・【目】・【舌】・【鼻】・【身】・
【意】にあると言うのはなる程です。
人はこの【六根】でしか情報は得られず、嫌なものを見たり
聞いたり味わったり、においを嗅いだりすることによって得た
情報から元気になったり、落ち込んだりするのです。
ですので、その【六根】をコントロールする事で【悩み】は無く
なるのではないでしょうか?まっ それが難しいとは思うの
ですが・・・。
108つの煩悩をすっきりさせて来年を迎えたいですね!
【職場の教養・ウィキペディア辞典を参照】