2009年12月09日
キリマンジャロ
皆さんは【キリマンジャロ】と言えば真っ先に
何を思い浮かべるでしょうか?
【山】の方?それとも【コーヒー】???
【コーヒー】の方は【キリマンジャロ】のふもと
アルーシャやモシという町の近くで栽培され
ている事から【キリマンジャロ】と名前が付い
たようなのですが、現在ではタンザニア地方
で栽培されたもの全てを指すブランドとなって
いるそうです。
今日はその【キリマンジャロコーヒー】ではな
くて【キリマンジャロ山】についての話題をお
届けしたいと思います。
【キリマンジャロ】〔Kilima-Njaro〕はタンザニア
北部にある標高5895Mの山でアフリカ大陸
最高峰の山。
その名前の由来は〔Kilima〕は「山」、「ンジャ
ロ〔njaro〕は「輝く」で【輝く山】と言う事だそう
です。
そこにも温暖化の影響が影を落としているの
だそうです。
琉球新報記事をご紹介しましょう!
記事によると2007年までの95年間で山頂
付近の85%の氷河が失われたというのです。
米オハイオ州立大学研究チームの調査で明
らかになったと言う事で、1912年に12.06
平方㌔が2007年には1.85平方㌔と当時
から比較して15%になっているのです。
特に2000年以降は急速で7年間で26%も
縮小。。。こうした事実からも温暖化との因果
関係が浮かび上がってくるのではないでしょ
うか?
このまま推移すると今後10年~20年の間に
は消えてしまうかもしれないそうですよ!
そうなった場合【輝く山】という名前も意味も
失われるのかもしれませんね。
セレンゲティ-国立公園(タンザニア)