2009年11月13日
平和の琉歌
【非核三原則】と言うのは皆さんも良く
知っている事だと思います。
【核を作らず 持たず 持ち込ませず】
ですが、アメリカとソ連の冷戦終結以来
核開発を開発しようと言う風潮は下火に
なって、総数自体は減少している様です。
しかし、それに代わってパキスタンやイ
ンド・北朝鮮など、新たに核を保有する
国は後を経たない現状だそうです。
私たち日本はどうか?と言うと、世界で
唯一の被爆国(広島・長崎)と言う事で
悲しい過去がありながら、実は核燃料と
なる【プルトニウム】の保有は世界でも
ナンバー1になっているのです。
勿論、それは原子力発電の為のものでは
ありますが…。
今世界にある核兵器は3万発以上あり、
全人類を数十回も全滅させる事が出来る
量だと言う事です。
人類の歴史上、全ての地域で戦争や紛争
がないという時代はありません。
そういう意味においては、いつ戦争が発
生し、核が使用されないという保証はど
こにもないのです。
今、新政権に変わり沖縄の基地問題が改
めて議論されていて、普天間基地の県外
移設や嘉手納基地への統合案など話題に
なっていますが、やはり基地がないのに
越したことはありません。
基地がある事によって、莫大な予算が沖
縄に入ってきており、その予算に依存し
ている部分を中々、ぬぐい切れていない
現状も確かな事…。
難しい問題だと思います。
しかしながら、沖縄に暮らしている者と
しては、基地の無い沖縄がいつの日か実
現する事を願っています。
今の平和は多くの人の犠牲の上に成り立
っている事を改めてかみしめたいと思い
ます。