2009年11月09日
マグロの小型化
以前にマグロの行方というタイトル
で、ブログを書いた事がありますが
覚えていらっしゃるでしょうか?
内容としては最高級のトロ目当ての
乱獲が深刻な状況にあって 今後5
年ほどの間に産卵能力のある親魚が
激減し・・・。
2012年には殆どいなくなると言
う衝撃的な内容でした。
見ていない方はこちらから↓↓↓↓↓
http://www.trims.co.jp/staff/2009/05/post_173.html
前にも書いていますが、日本は世界
3分の1と言う量を消費するマグロ
消費大国であると…。
それ故に、ある程度のルールを設定
していかなければ、其々が其々の思
いで、勝手に乱獲をするとどうなる
のか?またまた、そうしたマグロに
関しての事が記事になっておりまし
は漁業技術の向上で産卵期の若い個
体まで捕える様になった事で、マグ
ロの個体が大幅に小型化していると
言うのです。
1980年代前半では110㌔~
160㌔平均だったマグロの重量が
90年代には70㌔を割り込み更に
2000年以降も減少を続け現在で
は44㌔に落ち込んでいるそうです。
その背景にあるものは、魚群を探知
する【ソナー】の性能が向上した事
で広い漁場であっても、効率よく操
業することが可能になった事を上げ
ています。
漁獲量も年間で1万匹以下だったも
のが2004年以降では2万匹~4
万匹になっているようであります。
こうした事実を考えた時、普段何気
なく口にしている【マグロ】がどれ
だけ貴重なものであるのか?
改めて考える必要性を感じます。
私たち人類は未来に何を残せるのか?
もう一度考えてみるべきではないで
しょうか?