2009年08月20日
エルニーニョ現象
『エルニーニョ現象』とは南米ペルー
沿岸から太平洋赤道付近の日付変
更線にかけての広い範囲で観測され
る現象で【エルニーニョ現象】が発生
している時は太平洋赤道の海面付近
で東から西に向かって吹いている貿
易風が弱まる事によって平年に比べ
て海面水温の高い状態が半年以上
続くそうです。
数年に一度の割合で発生していて
地球全体の大気循環の影響によっ
て世界各地の気象に大きな変化を
もたらすと考えられているものだそう
です。
【エルニーニョ】は【スペイン語】で【神
の子】と言う意味でクリスマスの時期
に一時的に海水温が高くなるという
事でこの名前がついたのだそうで、
継続的に海水温が高くなる事を【エ
ルニーニョ現象】と呼ぶようになった
そうですよ~!
逆に『ラニーニャ現象』とは海水温が
低くなる状態が続く事を言い、同じよ
うに異常気象の引き金になっている
と考えられているそうでうす。
ちなみに『ラニーニャ』は『スペイン語』
で『女の子』と言う意味だそうです。
その【エルニーニョ現象】が2002年に
続いて約7年ぶりに発生しており今後
の気象が心配されます。。。
いづれにしても大自然の力に対して
私たち人類は無力であり、どうする
事も出来ないのです。
こうした事は地球の長い歴史の中で
あったかも知れませんが少なくても
今ある温暖化の問題は人間が大きく
加担しており、それに伴う異常気象
は人間の活動が影響を与えている
と思います。
地球の誕生46億年を1年に例える
と人類誕生(ホモサピエンス)は12月
31日の午後11時37分頃で、今の
様に文明が発達した事によって地球
の環境を破壊してきた事を考えれば
コンマ何秒かの僅かな時間でここまで
地球環境を悪化させている事がわか
ります。
私達人類に大きな恵みを与えてきた
地球に『恩返し』をする時は今しかない
のでは・・・・。