2009年07月16日
軽く見ちゃダメ!熱中症!
アツ~い!と言う言葉からスタートする
事が多くなっている様な気がしますが・・。
皆様はお変わりありませんか?
全国的にもほとんどの地域で30℃を超
えています。ふ~!
さて本日のタイトルは【熱中症】ですが、
皆さんは【熱中症】についてどの程度ご
存じでしょうか?
【熱中症】にもその程度によって、いくつ
かに分類される様ですので、ご紹介して
おきましょう。。。
【熱中症とは?】
暑熱環境(高温な環境)によって引き起
こされる様々な障害を総称して【熱中症】
というそうです。
大量の汗が出ている状況にも関わらず
水分補給をしないでいると、身体は脱水
状態となり、更に体内を循環する血液の
量が減る事で、熱の放射も少なくなると
言う事だそうです。
【熱中症の種類と症状】《軽症度》
①熱痙攣(ねつけいれん)
★四肢(両手両足)や腹筋などに痛みを
伴う痙攣がおこる。
俗に言う【こむら返り】沖縄では【くんだー
あがやー】と言う。
★大量の発汗があり、皮膚は青白くじっと
り していて、体温は正常かやや高め。
★数秒程度の失神
【熱中症の種類と症状】】《中等度》
②熱疲労(ねつひろう)
★強く喉が渇く
★体に力が入らずにぐったりとする。
★めまい感・疲労感・虚脱感・頭痛・失神・
吐き気・嘔吐などの症状が重なっておこ
る。
③熱射病(ねっしゃびょう)《重傷度》
★意識障害(おかしな言動や行動)
★まっすぐに歩けない
★手足が動かない
★手足の震えや体のひきつけ
★過呼吸・ショック症状などが②の症状と
重なり起こる。
★中枢神経系を含めた多臓器障害
★体内の血液が凝固し全身の臓器の障
害を生じる多臓器不全
【熱中症の処置】
①熱痙攣(ねつけいれん)の場合
★薄めたスポーツドリンクなど電解質を加
えた飲み物を補給する。
★痙攣が起きた部分の軽いストレッチと
アイシング
②熱疲労(ねつひろう)の場合
★涼しい場所へ移動し、衣服を緩め足を
高くしてねかせる。
★手足を末端部分から中心に向かって
マッサージする。
③熱射病(ねっしゃびょう)の場合
★すぐに救急車を要請し応急手当を行う
★意識がある場合は水分補給を行い衣
服を緩めて足を高くして寝かせる。
★水をかけたり、氷やアイスパックなどが
あれば、頸部や脇の下、足の付け根な
どの太い血管がある場所にあてて冷や
す。
【熱中症の予防】
★水分補給を十分にとる。作業中などは
15分~20分おきに150㎜~300㎜
の水分をとる。
★風通しの良い素材で、色は白ぽいもの
が良いそうです。
★生活の環境を整える(規則正しい生活)。
と言う事で【熱中症】を正しく理解し予防
そして、もし発症した場合の処置を行わ
なければ、重症化する可能性があります。
現在では【ヒートアイランド】によって更に
暑くなっている事もあり、家の中でも油断
できません。
これから続く暑い夏 体調には十分に気
をつけて行きたいものです。
コメント
こんにちはー。
ひさぶりのコメントです(^^)
ですね!?熱中症、私も近いものかかったことあります(×_×)
東京で営業外回りしているとき、なりました。
点滴までしたくらいです。。。
暑さには、ホント油断禁物ですよ。